株式会社日本免疫粧研 / JAPAN IMMUNITY COSMETICS LABO

Column

子育てとアトピーと

電話相談の話題や子育て中の出来事などにふれながら、様々なテーマについて考えます

箱ティッシュのこと

花粉が飛ぶ季節になると涙や鼻水が出てティッシュペーパーが手放せなくなり、子どもはポケットティッシュをたくさん持って学校に行くようになりました。

小学校の高学年になると、ついに「箱ティッシュをもって学校に行く」と言い出し「机の上は教科書やノートでいっぱいになるのに箱をどこに置いて使うのだろう」と気になりつつも、黙って箱ティッシュを持たせてやりました。

後になって詳しく聞いてみると、ティッシュの箱を下向きにして、机の下の膝の当たらない場所にガムテープで貼り付けて使っていました。
担任の先生と一緒に考えていろいろ工夫してたどり着いた方法だったそうです。

低学年の頃は食物アレルギーの症状がひどくアレルゲンを間違って食べると呼吸困難になっていたのに、年齢が上がるにつれてそれはだいぶ落ち着き、それに代わってアトピー性皮膚炎が現れては落ち着き、現れては落ち着きを繰り返し、時間と共に治りにくくなっていきました。

それに加えて花粉症が出てくると一年中何かの症状をケアするようになり、本人はそれに苛立っているようでした。

食事の後や温度差のある室外に出たとき、ほこりっぽいところなど、いつでもどこでもティッシュは手放せないし、網包帯をしている腕のアトピー性皮膚炎はいつ治るかわからないし。

そんなことに不便を感じているときに、何かの拍子に憂うつな気分にもなっているようでした。

そういうことが繰り返す日々の中で誰かがいっしょに「対策を練ってくれること」は、治療や症状改善と同じくらい、もしかするとそれ以上に子どもに勇気を与えてくれているようでした。

Column List

    繊細な男ごころ?(1)

    繊細な男ごころ?(2)

    災害支援でであうこと

    災害弱者支援のこと

    綿毛布と衣類のこと

    電話相談の記録から―

    お母さんのケアにも応援が必要

    おっぱいをやめればアトピーが治る?

    箱ティッシュのこと

    憂鬱や不機嫌はアトピーのせい?

    「すすぎ残りなし」のこと

    処方された薬を勝手に止めてみたものの

    良かれと思われることがつらい

    指先が少し憂鬱

    紙おむつと布おむつどっちがいいの?

    お父さんと娘さんの仲直り

    思春期の身だしなみ

    絆創膏が使えない

    窓を閉め切っていませんか?

    食生活と皮膚のこと

    消毒のし過ぎで手荒れがひどくなった

    マスクで思い出したことがあります

    「自分でできる」を待つ時間

    お化粧したいのに

    化粧したがる我が子に腹が立つ

    残留塩素とかゆみのこと

    子どもの言い分、親の心配。

    たかが耳切れ、されど耳切れ

    「入店お断り」の感染対策のこと

    就職したら肌トラブルが始まった

    痒い場所は身体のシグナルかもしれない

    二重マスク・抗菌マスクのこと

    もう一度洗い残しのこと

    アトピー性皮膚炎は遺伝するのかな

    ニョロニョロはもういない

    大きくなったら治るといわれても

    汗をかく部活動はやめさせるべき?

    動物を飼うこと

    母の手際と猫のこと

    偏食で痩せている-お父さんのチャレンジ-

    偏食で痩せている-責められていると感じるお母さん-

    偏食で痩せている-世の中と折り合いをつける-

    お風呂は悩みの種だった

    コロナ禍でもお医者さんとの対話をやめないで

    アトピー性皮膚炎の再発に気持ちが揺れる

    汗をかきたくなくてじっとしているわが子が心配(1)

    汗をかきたくなくてじっとしているわが子が心配(2)