株式会社日本免疫粧研 / JAPAN IMMUNITY COSMETICS LABO

Column

子育てとアトピーと

電話相談の話題や子育て中の出来事などにふれながら、様々なテーマについて考えます

思春期の身だしなみ

石けんの洗い残しがあると手足の指先や手のひらに水疱ができてしまうので、洗濯のすすぎは2回やり、お風呂で体を洗った後のすすぎも丁寧にやってきました。

うっかり水疱を作ってしまったときは、それが破けると痛いので、包帯で保護しなければなりませんでした。

水疱が破けた傷口自体は傷用絆創膏でカバーできる大きさなのですが、それを貼ってしまうと絆創膏が原因で傷口が広がり、最初の傷口の何倍もの大きさになって皮がむけてしまうことを何回か経験しました。

些細な水疱でもその後のケアが大変なことを本人は身にしみてわかっているので、石けんとのつきあいは、子ども自身も細心の注意を払ってきたと思います。

それなのに異性を気にするお年頃になると、「シャンプーの臭いがいや」「洗濯物の洗いあがりの臭いが嫌い」「制汗スプレーは違う匂いのものがいい」などと言い出すようになりました。

皮膚に刺激を与えないように安全に穏やかに、手探りでやってきたというのに、「匂い」の要素が加わるなんて想像もしていませんでした。

高校生になるとへアグリスやリップクリームなど、身だしなみを整えるのに必要なものも加わり、水疱が出ない、肌荒れしない、本人が気に入る香がするものを探すのは大変でした。

私はすっかり音を上げてしまいましたが、本人は学校の帰りにあちこち寄り道しながら、月ごとのおこずかいを使い切り何カ月もかけて、自分に適したアイテムをそろえていました。

それでも暴飲暴食をした後にアトピー性皮膚炎が広がってしまったときなどは、以前使っていた「安全」なもの以外は症状を悪化させてしまうので、本人のお気に入りを使うのは少しの間お休みすることもありました。

思春期の頃も小さい時とは少し様相は違いますが、一進一退の日々だったと思います。

Column List

    繊細な男ごころ?(1)

    繊細な男ごころ?(2)

    災害支援でであうこと

    災害弱者支援のこと

    綿毛布と衣類のこと

    電話相談の記録から―

    お母さんのケアにも応援が必要

    おっぱいをやめればアトピーが治る?

    箱ティッシュのこと

    憂鬱や不機嫌はアトピーのせい?

    「すすぎ残りなし」のこと

    処方された薬を勝手に止めてみたものの

    良かれと思われることがつらい

    指先が少し憂鬱

    紙おむつと布おむつどっちがいいの?

    お父さんと娘さんの仲直り

    思春期の身だしなみ

    絆創膏が使えない

    窓を閉め切っていませんか?

    食生活と皮膚のこと

    消毒のし過ぎで手荒れがひどくなった

    マスクで思い出したことがあります

    「自分でできる」を待つ時間

    お化粧したいのに

    化粧したがる我が子に腹が立つ

    残留塩素とかゆみのこと

    子どもの言い分、親の心配。

    たかが耳切れ、されど耳切れ

    「入店お断り」の感染対策のこと

    就職したら肌トラブルが始まった

    痒い場所は身体のシグナルかもしれない

    二重マスク・抗菌マスクのこと

    もう一度洗い残しのこと

    アトピー性皮膚炎は遺伝するのかな

    ニョロニョロはもういない

    大きくなったら治るといわれても

    汗をかく部活動はやめさせるべき?

    動物を飼うこと

    母の手際と猫のこと

    偏食で痩せている-お父さんのチャレンジ-

    偏食で痩せている-責められていると感じるお母さん-

    偏食で痩せている-世の中と折り合いをつける-

    お風呂は悩みの種だった

    コロナ禍でもお医者さんとの対話をやめないで

    アトピー性皮膚炎の再発に気持ちが揺れる

    汗をかきたくなくてじっとしているわが子が心配(1)

    汗をかきたくなくてじっとしているわが子が心配(2)