株式会社日本免疫粧研 / JAPAN IMMUNITY COSMETICS LABO

Column

子育てとアトピーと

電話相談の話題や子育て中の出来事などにふれながら、様々なテーマについて考えます

お化粧したいのに

「大学生になって周りの人がみなお化粧しているので自分もしたいと思うようになった。
ポイントメークから始めるといいと姉に教えられて、口紅を何種類か試したが、痒くなったり唇の皮がむけたりして自分の肌に合うものがなかった。
薄いピンク色がつくリップクリームでとりあえず我慢しているが物足りない」

「貧血でいつも青白い顔だと言われるので、オールインワンのファンデーションを買った。
朝メイクして夕方家に帰る頃になると顔がかゆくなる。
日によっては洗い流した後、毛穴がぶつぶつ盛り上がったようになって落ち着くまで数日かかることもあった。」

「化粧水や乳液を使うようになったら、化粧の乗りはよくなったが、おでこの生え際あたりにブツブツ赤い湿疹が出るようになって、いつまでも治らない。」

これらはみな学生からの相談でした。

手の届く範囲の金額の化粧品が前提になっていて、選べる範囲はそんなに広くありません。

その上、お化粧を始めて間もない頃は、それを使うと自分の肌がどんな風に反応するかわからないので、とても不安だと思います。

この先ずっとこんな感じで、化粧品を使うのはそもそも無理なのかもしれないと考えて少し悲しい気分になる人もいると思います。

いろいろ探して無添加化粧品が肌に合うことが分かったものの、保存料が含まれていないため、夏場は冷蔵庫に化粧品を入れて、短い期間に使い切らなければならずやっかいだとうったえる人もいました。

ボトルの中でカビが生えているのに気づかず使って、化粧かぶれを起こしたという相談も過去にはありました。

自分の肌に合うだけでなく、使う化粧品の特徴・性質をよく考えて選ぶ必要があるということは、わかっているけれど、現実はうまくいかないことだらけです。

私たちが時々提案しているのは、「ここぞという時にちょっとだけ使う」ことです。

待ち合わせ場所に行ってからトイレで口紅を塗るとか、近年のコロナ対策で遠隔授業の機会が増えているので、そういった顔を合わせて意見交換するようなときだけ、頬に少しだけシンプルなファンデーションを使って、終了後すぐに洗い流すというやり方です。

やってみたい気持ちを抑え込まず、ちょっとだけ楽しんでみるやり方ですが、肌に合うものが見つかるまで、こんな方法もためしてみてはいかがでしょう。

ただそれも「短時間なら肌が荒れない」という化粧品に絞ってやってほしいと思います。

やはり無理は禁物です。

化粧品を洗い流すときは、肌に刺激が少ない石けんを見つけてください。

手のひらで石けんを泡立てその泡で顔を洗うような気持ちで、洗う時にも皮膚に強い刺激を与えないようにすることも大切です。
ポンプ式の泡が出るタイプの洗顔せっけんは便利です。

Column List

    繊細な男ごころ?(1)

    繊細な男ごころ?(2)

    災害支援でであうこと

    災害弱者支援のこと

    綿毛布と衣類のこと

    電話相談の記録から―

    お母さんのケアにも応援が必要

    おっぱいをやめればアトピーが治る?

    箱ティッシュのこと

    憂鬱や不機嫌はアトピーのせい?

    「すすぎ残りなし」のこと

    処方された薬を勝手に止めてみたものの

    良かれと思われることがつらい

    指先が少し憂鬱

    紙おむつと布おむつどっちがいいの?

    お父さんと娘さんの仲直り

    思春期の身だしなみ

    絆創膏が使えない

    窓を閉め切っていませんか?

    食生活と皮膚のこと

    消毒のし過ぎで手荒れがひどくなった

    マスクで思い出したことがあります

    「自分でできる」を待つ時間

    お化粧したいのに

    化粧したがる我が子に腹が立つ

    残留塩素とかゆみのこと

    子どもの言い分、親の心配。

    たかが耳切れ、されど耳切れ

    「入店お断り」の感染対策のこと

    就職したら肌トラブルが始まった

    痒い場所は身体のシグナルかもしれない

    二重マスク・抗菌マスクのこと

    もう一度洗い残しのこと

    アトピー性皮膚炎は遺伝するのかな

    ニョロニョロはもういない

    大きくなったら治るといわれても

    汗をかく部活動はやめさせるべき?

    動物を飼うこと

    母の手際と猫のこと

    偏食で痩せている-お父さんのチャレンジ-

    偏食で痩せている-責められていると感じるお母さん-

    偏食で痩せている-世の中と折り合いをつける-

    お風呂は悩みの種だった

    コロナ禍でもお医者さんとの対話をやめないで

    アトピー性皮膚炎の再発に気持ちが揺れる

    汗をかきたくなくてじっとしているわが子が心配(1)

    汗をかきたくなくてじっとしているわが子が心配(2)