株式会社日本免疫粧研 / JAPAN IMMUNITY COSMETICS LABO

Column

子育てとアトピーと

電話相談の話題や子育て中の出来事などにふれながら、様々なテーマについて考えます

消毒のし過ぎで手荒れがひどくなった


最近お話ししたアトピー性皮膚炎がある学生さんは
「新型コロナウィルス対策で手の消毒を日々心掛けていたら手荒れがいつも以上にひどくなってしまった」と困った様子でした。

「消毒薬が手に入らないときは15秒間石けんと流水を使って手洗いすれば感染予防ができる」という情報もテレビやネットニュースで頻繁に流れているよとお話しすると、それは分かっているのだけれど、友達と一緒に図書館やスーパーマーケットなどに行くと「ちゃんと消毒しなよ」と促されるので、拒否できないムードがある。

それに自分が感染拡大の引き金になるのは嫌だなと思って、友達と一緒の時は必ず消毒しているうちに、手のひらや指がのっぴきならない状態になってしまったのだと話してくれました。

様々な施設の入口に置かれている消毒スプレーの使用は「強制」ではないし、場所によっては誰も使っていないのではないかと思うほど使われている気配がないところもあります。

施設に入るたびに消毒薬を使うことができないときは、「手を顔に持って行かない」特に口や目、鼻などの粘膜に触れないことを意識するしかありません。

家に帰ったら手洗い、うがいだけでなく顔も洗ってしまいましょう。

どうしても買い物に出かけなければならないときは友達とは出かけずに一人で行動しましょう。と、この学生さんと基本的なことを確認しました。

一人暮らしで何となく気持ちが落ち着かない日々、春休みも実家に戻らず自炊していて買い物は必須。

時々外食もしているため、外に出るときはいつも誰か友達を誘っていたのだそうです。

アトピー性皮膚炎があって、少しの刺激でも皮膚の状態が悪化してしまうことを、友達にどうやって話すかということも一緒に考えました。

様々なやり方があるけれど、話したくない人には黙っていたいという思いもあり、結論や対策は一つではありませんでした。

カサカサの皮膚が悪化して炎症のレベルになってしまうと、むしろ感染リスクが高まることになりかねません。

消毒のし過ぎで手荒れが気になり始めたという人は、治療が必要になる前に、消毒や手洗いの後に十分な保湿をしてほしいと思います。