株式会社日本免疫粧研 / JAPAN IMMUNITY COSMETICS LABO

Column

子育てとアトピーと

電話相談の話題や子育て中の出来事などにふれながら、様々なテーマについて考えます

窓を閉め切っていませんか?

豪雨や津波の被害にあった人の記録を掘り起こしています。

水が引いて泥が乾くとそれが風にさらされて微粒になって飛ぶので、元気な人にはわからないかもしれないけれど、鼻炎があったり喘息気味の人にはつらいのだという話題がメモに残っていました。

「災害ゴミを片付けたり、壊れた家屋を撤去するためにはどうしても大型の重機が必要で、近隣で作業する間はディーゼルの排ガスが長時間充満している。必要なことだからしょうがないけれど、幼児を外に出して遊ばせるわけにはいかない。」
「子どものせきが長く続くと不安なる」

そんな話もたくさん聞きました。

自宅は水の被害からは逃れることができたけれど、周りの家はみな被害にあったという人は、泥をどかして乾くまで長期間カビ臭いにおいが近隣に充満していたので窓を開けずにいたら、自宅の押し入れの中や窓際の壁にカビが生えてしまったと話していました。

室内空気の悪化はアトピー性皮膚炎がある人にとっても影響があります。

仮設住宅に入居した人の中には建材がもともとカビていて、入居後もそれに悩まされた人がいました。
また、仮設住宅の構造上、室内の換気が十分できなかった人や、原発の事故の影響が心配で何カ月も窓を開けずに子どもを室内で遊ばせていたという人も、アトピー性皮膚炎が悪化したと話していました。

そのお話はたくさんの人から聞きました。
災害を経験した人の辛かった出来事は、私たちが対策すべきことも示唆してくれています。

室内のカビや空気質の悪化は喘息には悪影響を及ぼしそうなことだとイメージできますが、アトピー性皮膚炎でも悪化することはなかなかイメージできません。

室内換気は離れた2カ所の窓を開けないと空気の流れができません。
また、大人の腰の高さくらいの窓しかない部屋では窓を開けただけでは換気は十分できていません。
ドアや掃き出しのガラス戸も開けることで室内空気が入れ替わります。

花粉が飛ぶ季節になると花粉が家に入ってしまうことが気がかりで窓を絶対開けないという家庭もあると思います。

換気が健康管理にとって大切だと分かっていても、なかなか思うようにならないようです。

お金がかかることだからおすすめしにくいけれど、そんなときは空気清浄機の助けを借りるのも一つの方法です。